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2026.01.16

laco

ジン・デポ 神戸三宮店

【生産終了の希少モデル】音速の壁を超えた伝説|Laco 861907 “Bell X-1” 徹底解説


1. コックピットの計器をそのまま腕元へ:デザインの哲学


この時計の最大の特徴は、徹底して「航空計器」であることを追求したデザインです。





  • ブラックPVDケースの理由 ケース全体に施されたマットなブラックPVDコーティングは、単なるファッションではありません。かつてのコックピット内の計器パネルが、光の反射を防ぐために黒く塗装されていたことを忠実に模倣したものです 。同時に表面硬度を高め、傷に強い実用性も兼ね備えています。





  • 瞬時の視認性を追求した文字盤 Lacoの伝統的な「Type A」をベースにしつつ、インデックスは「3, 6, 9, 12」のみアラビア数字を残し、他をバーインデックスに変更しています 。これはSinnのNaBoシリーズなどに見られる航空機パネルクロックの意匠に近く、コンマ数秒を争うパイロットが瞬時に時間を読み取るための設計です。








2. 歴史を刻むスペックとディテール






  • 裏蓋の刻印 ケースバックには、偉業が達成された日付である “FIRST SUPERSONIC FLIGHT 14.10.1947” の文字が刻まれています





  • 夜光性能 針とインデックスには強力な蓄光塗料「SuperLuminova C3」を採用 。暗所では鮮烈なグリーンに発光し、プロフェッショナルツールとしての視認性を確保しています。





  • 堅牢なナイロンストラップ あえてレザーではなく、グレーのナイロンストラップが標準装備されています。これは当時のパラシュートやシートベルトに使われた強靭なウェビング素材を彷彿とさせ、実験機としての無骨さを演出しています








 3. 「生産終了」がもたらすコレクターズバリュー


残念ながら、Laco 861907 “Bell X-1” は現在メーカーの生産完了モデル(Discontinued)となっています 比較的手頃な価格帯でありながら、本格的なドイツ製、そして他にはないニッチな計器デザインを持つことから、中古市場や流通在庫を見つけた際には、即決断が必要なモデルと言えます




ムーブメントには日本のシチズン・ミヨタ製「Laco 21(821Aベース)」を搭載しており、メンテナンス性や耐久性(ワークホースとしての信頼性)も折り紙付きです








(まとめ) 「Bell X-1」は単なる時計ではなく、航空史のロマンを腕に巻くことができるアイテムです。 「必要なものだけがあり、不要なものがない」と評される機能美 。ドイツ時計らしい質実剛健な作りを、ぜひその手で確かめてください。




当店では、Sinnをはじめとするドイツの実用時計に精通したスタッフが、皆様の時計選びをサポートいたします。希少なモデルとの出会いは一期一会です。在庫状況や詳細については、ぜひ店舗までお問い合わせください。

詳しい資料
Laco_Bell_X-1_伝説と遺産.pdf






(店舗情報・CTA)


お問い合わせ・ご来店はこちら 時計のミヤコ (Sinn Depot Kobe Sannomiya) https://www.miyako1912.co.jp/shop/sinn-depot-kobe-sannomiya-store/


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