11月も半ばを過ぎると、世間はクリスマス商戦たけなわ。

年間を通じて最大の繁忙期に突入していきます。

同時に年の瀬も感じる訳で、時の流れが年々早くなっていく気がします。

そんな我々は時計と云う時間を計る商材を販売している訳ですが、その時間の計り方は様々。

現在時刻は1つしかないにも拘わらず、ゼンマイ式やクォーツ、電波、GPS等々、その追求心には目を見張るものがあります。

しかもセシウム原子時計で1億年に1秒、ストロンチウム光格子時計に至っては300億に１秒しか狂わない宇宙規模を超えた気が遠くなるような精度にまで至っている。

ここまで来ると、精度の追求と云う次元は既に超えた処にある訳で、時計の価値観さえも変えてしまう。

欧州ブランドは総じて、手間暇をかけた時計作りに価値観を置いており、日本の時計メーカーがGPS等で精度を追求したのとは一線を画している。

あるお客様の言。「正確な時刻を示してくれるのはありがたいけれど、たまにはアバウトな空間を過ごしてみるのも悪くないね」

時計の価値観は中々奥が深そうです。

現在、三宮センター街では先般の沖縄の首里城火災に対して『よみがえれ！首里城』として各店舗に募金箱を設置しています。

ご協力をお願いします。