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腕時計

laco

861925 Edition 100 100周年記念モデル 世界限定100本

Ref:Model Edition 100

¥357,500 (税込)

製品特徴

100年の節目に、ラコが仕掛けた「美しい裏切り」

「Laco(ラコ)」と聞けば、多くの時計ファンが思い浮かべるのは、第二次世界大戦中のドイツ空軍に納入された、あの武骨で視認性抜群の「B-Uhr(観測時計)」だろう。その質実剛健なイメージは、ブランドの代名詞として深く刻み込まれている。

だからこそ、2025年に記念すべき100周年を迎えたブランドが、その最大の節目に何を世に送り出すのか、誰もが固唾を飲んで見守っていた。誰もが、究極のパイロットウォッチの登場を予想していたはずだ。

なぜ、ラコは最もアイコニックなパイロットウォッチではなく、クラシックなドレスウォッチを100周年の顔に選んだのか。その答えは、ブランドの歴史認識の深さにある。現代のラコのイメージは戦時下のB-Uhrによって強く形作られているが、それは100年の歴史の一部に過ぎない。

「Edition 100」が光を当てたのは、ブランドが誕生したドイツ宝飾産業の中心地、フォルツハイムの記憶だ。「黄金の街(Goldstadt)」と称されるこの地で、ラコは元来、優雅なケース製造と時計作りでその名を馳せていた。さらに1933年には自社製ムーブメントを製造する「Durowe」を設立し、真のマニュファクチュールとしての地位を確立した歴史を持つ。

この記念モデルは、戦争の記憶が刻まれる以前、1920年代から50年代にかけての、純粋に時計製造の美学を追求していた「原点」への回帰なのだ。そのシャンパンゴールドとブラックで構成された文字盤は、1930年代に流行した「セクターダイアル」や「タキシードダイアル」の系譜を汲むものであり、ブランドが本来持っていたエレガンスと芸術性を高らかに宣言している。

これは、ブランドが自身の歴史を単一のジャンルに限定せず、100年の全貌を包括的に表現しようとする意思の表れである。

つまり、この選択は単なるデザインの好みではなく、ラコが自らの100年の歩みを包括的に肯定し、未来へと継承していくという強い意志の表明なのである。

製品仕様

ムーブメント:Laco300自動巻 (Sellita SW300-1)
ケース:ステンレススティール (ゴールドIPコーティング)
ガラス:サファイアガラス (ドーム形)
ベルト:シェルコードバン (ブラック)
ケースサイズ:直径38mm/厚み9.8mm
ベルトサイズ:幅20mm
防水:5気圧
機能:3針、約56時間 パワーリザーブ

販売店舗

ジン・デポ 神戸三宮店

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【Laco】ラコ:20世紀の記憶を次世代へ引き継ぐデザインで人々を魅了するパイロットウォッチブランド