株式会社ミヤコ

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NOMOS

優れたデザインとグラスヒュッテの伝統的な時計技術を融合し、国際的な賞を数多く獲得する他、マニュファクチュールとしての地位を確立したノモスは、時計を持つ喜び、時を見る楽しさを与えてくれます。

ノモス グラスヒュッテ(保護されている製造地名称)

グラスヒュッテで製造される時計のように厳格に製造地名称が保護されている製品は、世界中を探してもほんのわずかしかありません。グラスヒュッテという名称は特別な保護下に置かれています。時計が搭載するキャリバーの価格の最低50%をグラスヒュッテで生産するメーカーのみが、この「卓越した製造拠点」としての高い信用の恩恵を受けることができ、自社が生産する時計を「グラスヒュッテの時計」として謳うことを許されます。その中でノモスグラスヒュッテは、実際にはすべてのムーブメントを最高95%までグラスヒュッテで製造しており、要求されている50%を遥かに上回っているという事実は特筆に値します。

ノモスのデザイン:卓越した時計

グラスヒュッテとスイスでの時計製造は素晴らしいものですが、デザインにおいてはどちらかというと保守的でした。しかし、ノモス グラスヒュッテは、これらふたつの要素は互いに相容れないものではなく、共存させることが可能であることを証明しました。グラスヒュッテ伝統の優れた時計製造技術と、真にモダンなデザインを融合させ、特別な商品を生み出してきたのです。

ノモスの時計は、精巧なキャリバーと洗練されたデザインのケースやダイヤルを見事に組み合わせています。

ステンレススチール製のコレクションと、ゴールドコレクションであるラックスおよびラムダのいずれも、ノモスとドイツ工作連盟やバウハウスとの関わりを反映しています。どちらもシンプルで機能的なデザインを特徴としています。そして、ノモスも、時の流れに影響されない時計をつくっていると言えるでしょう。

洗練されていて国際的、そして芸術を愛し、時にクレイジーな側面を持つ都市・ベルリン。すべてのノモスのデザインは、社内クリエイティブエージェンシー・ベルリナ―ブラウによって、そんなベルリンの要素をほんのひとつまみ加えて仕上げられています。

ノモスグラスヒュッテにおける研究開発

機械式時計は過去200年の間、それほど変わっていないように見えます。歯車やネジ、バネ、カナ、そしてレバーは、以前から使われています。またその一方で、実は多くの事が変化しています。より優れた摩擦特性を持つ合金が生み出され、歯の形状が改良され、より効率よく回転する歯車が開発されてきました。さらに、高精度につくり上げれらたパーツによって、新たな複雑機構を生み出すことが可能になっているのです。

ノモスグラスヒュッテは、常に伝統と進化どちらにも重きを置いてきました。例えば、日付表示機構。日付リングをムーブメント外周のルビー上に設置することで、時計の優雅さと薄さを維持するこの設計は、特許によって保護されています。ノモスの技術の高さを示すもう一つの例は、三日月型のパワーリザーブインジケーターです。この機構はほんの幾つかのパーツを加えることでできますが、同様に特許を取得しています。さらに重大な出来事は、2005年の自社製自動巻きムーブメントの発表です。その数年後には、ノモス初のワールドタイム機構を開発。24個の時計をひとつに統合するこの機構により、チューリッヒ ワールドタイマーとタンゴマット GMTが誕生しました。

技術力向上を継続させるため、ノモスはドレスデン工科大学およびフラウンホーファー研究機構と協力関係を築き、継続的な技術力向上に努めています。この協力体制は、例えば自社製輪列の開発に繋がりました。そして、独自の脱進機の研究は、新しい高精度超薄型自動巻ムーブメントであるDUW3001へとつながっていきました。

このような研究開発体制は、ノモスの時計製造に確実に結びついています。成功を重ねてきたノモスの研究開発部門の時計師は、今ではDUW1001、DUW2002という精巧なムーブメントを生み出し、ラムダとラックスというひときわ美しい時計をつくり出しました。こういった進化は、研究開発部門のみに留まらず、ノモスが抱えるすべての部門、さらにはすべての時計にまで恩恵をもたらします。

自社製脱進機ノモス スイング システムに対しても、かなりの研究が行われました。ムーブメントにとって不可欠でありながら、それまでスイスに頼らざるを得なかった機構の自社生産化は、ノモスの独立性を証明するとともに、時計業界における金字塔ともなりました。そして、独自の脱進機の研究は、新しい高精度超薄型自動巻ムーブメントであるDUW3001へとつながっていきました。

商品ラインナップ

タンジェント

タンゴマット

アホイ

チューリッヒ

  • もしチューリッヒシリーズが人であったら、教養があり影響力の大きい人物と表現されるでしょう。世界を股にかけて活動する国際的な人物となるでしょう。大型で人目を引く、それでいて威嚇的でも派手でもない。男性的な美しさを持ちながら、これみよがしではない。それどころかチューリッヒは、スマートで積極的、また寛大で思慮深いといえるでしょう。その大型のサイズをよそに、チューリッヒは頑丈でありながら控えめです。それはロジックに対する愛と工学技術を反映しています。この時計は、強情になることなく、自らの気質を理解していることが一目でわかります。

    ケースを形成するすべてのフォルムは単純で少し大きな個々の形からできていますが、同時に繊細、そして計算され尽くしています。このケースは、時計のボディをダイヤモンドのように抱いています。巧みな芸術的表現と見事な曲線を用いてチューリッヒを製作することで、グラスヒュッテはチューリッヒという街にも敬意を表しています。そしてこの時計は、どうしても再び見たくなる魅力を持っています。第一印象では単純に見えた部分が、後になって非常に複雑であることがわかってくるのです。見る度に、新しい発見をもたらしてくれるのです。

    チューリッヒは一生涯、またはそれ以上にわたって時を紡ぎ続ける、小さな芸術作品です。日付表示付きモデルとないモデルが用意されるこの時計は、着用者の素晴らしい部分を照らしてくれます。

メトロ

  • この時計は、美的感覚に優れた都会的な人に向けてデザインされました。ベルリンを活動拠点とするデザイナー、マーク・ブラウンによってデザインされたメトロは、高い精度と絶対的な華やかさを兼ね備え、洗練されていながらも、自らのルーツを常に意識しています。徹底的に国際的な雰囲気が漂うメトロですが、生粋のグラスヒュッテ生まれの時計です。内部では、新しい自社製脱進機であるNOMOSスイング システムが鼓動を刻んでいます。

    2014年3月の発表以来、メトロ パワーリザーブ デイトはGerman Design AwardやGood Design Award、iF Design Awardなど、多くの賞を受賞してきました。そして、メトロシリーズには新たな顔ぶれが加わりました。メトロ 38 、メトロ 38 アーバングレー、少しだけ大きく、そしてパワーリザーブインディケーターを排することでさらにミニマルに仕上がりました。また、ネオマティック シリーズのひとつとして自動巻きも誕生しました。

ラドウィッグ

  • ラドウィッグほどクラシックな時計はありません。この時計さえあれば、着用者のラテン語の上達は明らかです。それは、ノモスグラスヒュッテの時計としては珍しいローマンインデックスが理由ではありません。ラドウィッグを着用していると、極めてスマートな印象を与えることができるからです。この時計は非常に薄く設計されており―DUW3001のおかげでネオマティックでも―それに合わせてベゼルもラグも細く仕上げられています。

    ラドウィッグは、タンジェントとほぼ同様の特徴を備えていますが、より流れるようなフォルムになっています。全体のフォルムは、数世紀かけてキュールングスボルン(ドイツ)の海岸に流れ着いた平らな小石のようです。夏休みに元気な子供がバルト海に向かってその石を投げれば、28回は水面を切れるかもしれません。この時計は、ブダペスト風の靴を好み、バッハを嗜むような、またはミッキーマウス柄の靴下よりもパチパチと音を立てる暖炉を好むような人にぴったりな1本です。また、少し羽目を外し気味なライフスタイルに、真面目さを加えたい人にも最適です。